保育士不足が原因!閉園に追い込まれるのは森友学園だけじゃない!見えてくる全国の保育園問題
こんにちは保育士のきういです!
今回の記事は時事ネタになります☆
サクッとおさらい保育士☆森友学園ニュース概要!
以前から何かと話題だった森友学園。
ついに7月1日より保育士不足で半年間の休園となりましたね。
常勤保育士が6人必要なところ1人しか保育士がおらず、大阪市は事業停止命令を出した結果になりました。
今朝代表の籠池氏は休園についての質問に「もう閉園する」との発言。
本来半年後の運営再開について、大阪市は保育士の確保状況などから判断するとしていましたが、籠池氏が自ら再開への道を絶った形となりました。
<まとめ>
- 森友学園は問題だらけ
- 問題が目に見えている職場で誰も働かない
- 保育士が集まらない
- 保育士がいないと子どもを預かれない
- 保育園として成り立たない
- 休園決定→マスコミ取材→閉園すると代表者が回答
現役保育士☆きうい先生の見解
問題が出始めた頃「こんなに運営でゴタゴタがある保育園でわざわざ働く保育士がいるのだろうか…」というのが率直な意見でした。
保育士不足と言われる世の中、保育士の立場から逆に言わせてもらうとどこでも働く場所があるんです!
保育園といのはそれぞれの園で特徴が違うので、自分のスタイルにあった職場をうまく選べば居心地よく楽しくお仕事をすることができます。
✔︎働いている園で嫌なところがあれば見切りをつける
✔︎働く場所はいくらでもあるという気落ちを持つ
✔︎職場が原因で保育士は辞めないほうがいい
✔︎子どもはどの保育園でも可愛い
というのが私の意見です。
あらゆる面から見て考え、今の職場を変わらずに働いています。
しかし、保育士は他の職業から比べると比較的転職(転園)がしやすいです。
今回の森友学園の件で分かることは、
私立幼稚園・保育園は保育士と子どもがいなきゃ成り立たない!
これって当然のようですがなかなか深刻な問題になりつつあります。
◎私立の保育園は一つの会社です。状況次第によって倒産(閉園)もあり得るのです
評判が悪くなり子どもや保育士が集まらないようになれば終わりです。
嫌なことがあり、保育士がみんな「やーめた!」とごそっと退職してしまえば運営はできなくなるのですね。新卒の若い保育士ばかりの園がまずいのはこの理由です。
先生が続かないので退職→新卒だらけ→基盤かできでない→退職→新卒…と自転車操業
この様な園では特に経験豊富な中途採用保育士が欲しいので求人や働く場所があらゆる場所である、というカラクリなんですね
また保護者の間で「あそこの保育園ヤバイらしいよ。」と噂が広がり、あの保育園には絶対入れたくない!と思ったら?子どもは来ませんよね。
私は森友学園を見ていて、あんな保育園に大切な子どもを預けるのは不安だと素直に思います。
どんなに現場の保育士さんが素敵でもそれを超える嫌なイメージは払拭できませんね。やはり、保育園は安心して子どもを預けられる場所でないといけないと感じます。
チェック✔︎こんな保育園は閉園の危機に追い込まれるかも?!
- 毎年多くの中堅保育士が辞めていく
- 園長・主任以外は若い子ばかり
- 給料が上がらない
- 子どもの受け入れに対して保育士が足りない
- 残業代が出ない
- 保育士の笑顔が少ない
- 保育士間のトラブルが多い
- 保育園の基盤ができていない
あなたの園、大丈夫ですか?
正直どの職場も結構当てはまるところが多いと思います。メリットデメリットのバランスが崩れると、保育士がどんどん離れていきます。
保育士不足で全国の保育園が休園・閉園に追い込まれる日も遠くないと感じます。
森友学園は園児にとって6月30日が最後の登園となり、保育士と抱き合って別れを惜しむ姿も見られたといいます。
世の中の子どものために、保育園自身の為にも一刻も早い保育士の処遇改善がされることを願っています。