【現役保育士が教える】保育実習の評価がぐんとアップする5つのポイント
保育士になる為 避けて通れないのが保育実習。
保育実習って学生さんにとって始めての現場で始めての体験で本当に緊張しますよね。
あのドキドキと不安がまじった感情なんとも言えないですよね(*´ω`*)
いま実習真っ最中にこの記事を読んでいる学生さんもいるかもしれませんね。お疲れさまです。
現役で保育士をやっていますが、今まで6人の実習生の担当を受け持ってきました。
(実習生には四大先と短大生の女の子が多いですが30代の方や男性の学生さんまで本当に様々です。)
実習生は保育実習の評価が悪いと成績にひびきますよね。ちょっとどきどき。
数多くの実習生を受け持つなかで様々な指導と大学へ提出する評価表を出してきたのでその中で気がついた評価のコツをお知らせします!
今回は実習学生終わった時に『この実習生は出来る子だったなぁ、いい子だったなぁ』と高評価をもらえるポイントを5つ紹介しちゃいます!
目次
挨拶がしっかり出来る!
とっても基本的な事なんですがこれがまず第一です。声の小さい子、笑顔のない子は暗い印象を与えてしまい保育士には向いていないと思われがちです。
礼儀正しく笑顔の人は誰からも好印象ですよね(#^^#)
挨拶がしっかり出来る人になるためのポイント《大きな声で元気よくはっきりと》挨拶をしましょう。
ぐんと評価がアップする挨拶とは
「挨拶はしっかりね」なんて耳にタコができるくらい大学の先生や家族に言われていると思います。
ここからが!更に踏み込んだ現場保育士の声です。
先生達に対して笑顔で「おはようございます」と大きな声で明るく言うのはどの実習生さんもちゃんと出来ている事なんです。
(現実、出来て当たり前。挨拶もできない子はマイナス評価です。)
評価がアップするコツ、それは挨拶+添え言葉をすることです。
例えば実習当日保育所を訪れ、たまたま保育士さん会った時なんて言いますか?
普通の場合だと、《元気よく笑顔で》を意識していても
実習生「おはようございます!」 保育士「おはようございます(挨拶自分から出来たわね)」
こんな印象です。
挨拶+添え言葉を意識すると、
実習生「おはようございます!今日から2週間お世話になります実習生の〇〇です。よろしくお願いします。」
保育士「おはよう。頑張ってね☺︎(やる気いっぱいね。しっかりしているわ)」
と、自己紹介を少し入れて礼儀正しくする事で印象が全然違います。
緊張するかもしれませんが、挨拶+添え言葉をすることをお勧めします。
※実習生の方から今日は寒いですねなどの世間話はちょっと違うので控えましょう。馴れ馴れしくならないようにする事がベストです笑
自分が正しい敬語を使えているかも見直しましょうね。
(提出物)日誌は遅れない・字が丁寧!
保育実習で最も辛いのが書類ですよね。「書類さえなければ最高!」「ほんと日誌つらい」「日誌書いてたら日付変わってた」などという実習生さんの声よく聞きます。
わかります。先生たちだってみーんなそれを乗り越えて保育士になりました。
だからです余計に日誌がしっかりかける事は保育士から見ても評価が高いのです。
日誌はもう精神力の強さが現れますねヽ(;▽;)笑
うちの保育園では日誌は担当の先生に朝イチに提出すると決まっています。
遅れず提出して日誌も最後まで丁寧な字で書いてある、枚数もしっかり書いてあり細かい保育士の援助や考察が書けている事が高評価のポイントです。丁寧な字は綺麗な字とはまた違います。字が汚いから…と諦めずにあなたなりの精一杯丁寧な字で書けば意欲がちゃんと伝わりますよ。
実習生さんは内緒だと思うんですが(小声
これだけつらい日誌。やはり評価のところに《書類提出・日誌内容》との項目があるところが多いです。しっかり頑張りは認められますよ。
評価・評価言いましたが、実習日誌は保育士にとって宝物になります。私自身日誌を見返して他の園はこんな風だったんだなあと生活の流れを思い出したり、先生方の声かけ工夫・保育の仕方を参考にしています。また何より力になるのが担当の先生からのメッセージですよね。
初めての書類は大変でしょうが、絶対にあなたの力になります╰(*´︶`*)╯♡
最後まで頑張りましょう!
質問をして自分から指示を仰ぐ!
保育園の現場なんて本当に分からないことだらけですよね。
担当の保育士さんはそれは重々承知ですなんですが申し訳ないことに質問されないとなかなか逐一教えてあげる事ができません。そう、実習生だけでなく数十人の子供の面倒を見ているからです。
また「これくらい分かってるだろうな」と思い込みもあったりして、知っているつもりでお願いをしてもえー知らなかったんだ!とびっくりすることもあります。でも質問されて「めんどくさいな」とか「また聞いてくるのか」「保育を邪魔して」ということはないので安心して聞いてくださいね。一番いけないのは分からないままやってしまうことです。自分が困ったことやできないこと・知らないことはちゃんと聞きけば保育士さんは教えてくれます。(*^_^*)
あるある!何をすればいいか分からない時
これ、結構ありますよね。ボーッと立っているのはもちろんいけません。
先生の様子を見て製作や次の活動の準備をして入れば自分から代わったり・雑務はないか探して率先してやったり、子どもの様子を見て一緒に遊んだりしましょう。
「お手伝いすることありますか?」「今は子どもみていても大丈夫ですか?」など思っていうことを言葉にしましょう。積極的に指示を仰ぎましょう。
実習中の困った・わからない・疑問は成長のチャンス!
喧嘩をしていて仲裁に困った・ 子どもにこう聞かれてなんて答えればいいか困った・どうしたら子どもが絵本を見てくれるか等 ほんとに些細な場面で壁に当たる事がありますよね。
反省会では必ず、「なにか質問あるかな」とか「今日の反省は」と言われる部分があると思います。
そんなときに上記のような疑問をメモしておき難しく思ったこと・場面やシュチュエーションを加えて先生ならどうするか・どうしたらよいのか聞きましょう。
わからない・実習中初めてだから・できないからといって評価が悪くなることはありません。
現場でしか学べない技術をどんどん聞いて実習生の成長が見られると高評価です◎
失敗を恐れずどんどん挑戦する
実習中には長く感じるかもしれませんが実習の期間は2週間。長いようで短いようで捉え方は人によっては様々ですよね。
私は保育士になって4年。2週間の実習期間と比べると時間は経っていますがまだまだ学ぶ事がたくさんあります。やっぱり現場でしか学べないことってたくさんあるんですよね。
☆ 絵本の読み聞かせの前にはやったことのない手遊びをやってみる!
☆ 担任の先生やベテラン先生の言葉掛けを真似してみる!
☆「やってみる?」と言われたことには遠慮せず『はい!』と返事をして挑戦する!
こんな感じにささいな事でいいのでチャレンジしてみてくださいね。
実習中の2週間はとっても貴重です。失敗を恐れずにどんどん挑戦して実りのある実習にしてほしいと思います。
手作りの保育グッズを用意する!
保育園では、ちょこっとの隙間時間が多いです。そんな時手作りの手袋シアターやエプロンシアター等作って用意しておくと、とーっても役立ちます╰(*´︶`*)╯♡
手作りの温かみって子どもにも伝わるんですよね。手作り玩具を実習生の子が用意してくれているととっても助かりますし、「おおっ!」と感心してしまいます。
あらかじめ絵本や手遊びなどリサーチしておき用意してから行くと自分自身も助けられるのでオススメです。
手作りのおもちゃも子どもと作ると楽しいので下準備をして行くと良いですね。
時間がある方はぜひ手作りに挑戦してみると良いですよ!オススメは手袋シアター。場所を選ばずどこでも手遊びが楽しく行えます♪
いかがでしたか?
ドキドキする保育実習、これらのことをちょっぴり意識しながら実習に挑んでみてくださいね。
応援しています! ファイト!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪