辛くて保育士辞めたい葛藤の時、心に響いたアドバイス
同じ職場の保育士の体験談より投稿
最初に就職した職場の環境が
本当にひどかった
帰りは夜の10時 残業手当はなし
持ち帰りの仕事は当たり前
給料は手取り13万円
休みは日曜日と祝日
先輩はキツくて怖い
出勤は当然のように一番最初で最後
新卒で社会のことも保育士のことも
なにもわからずにがむしゃらに働いていた
唯一の砦はやっぱり子どもたち
担任をもっている以上最後までやりぬきたかった
年度途中で投げ出すなんて許されなかった
でも辛くていっぱいいっぱいで
毎日の笑顔も少なくなってきて
子どもと接するにも 保育も注意されて
自分にどんどん自信がなくなっていった
秋、まだあと半年ある
待っているのは子どもたち
でも仕事に行こうとすると、吐き気がする
毎朝行きなくなかった
辞めたい
辞めれない
毎日思うようになった
保育士の仕事が嫌になり、
大学時代の恩師に相談をした
現状も話し、自分の思いを伝えた
頑張りたくて
前向きになりたくて
奮い立たせて欲しくて
恩師の言葉は思っている言葉ではなかった
『もちろん、途中で投げ出すことはよくない。子どもたちが気になるのもわかる。でもね、残酷なことを言うようだけど、子どもはすぐに新しいものに慣れるんだ。良い意味でも悪い意味でも。だから途中で先生がかわっても、子どもたちなら大丈夫だよ。』
まさか辞める後押しをしてくれるなんて思わなかった。
『辞めていいんだよ。そんな職場は。自分が辛くなってこのまま一生、子どもと関わる仕事が出来なくなってはもったいない。保育士はもっと素晴らしい仕事だよ。』
自分を責めてばかりいた心が楽になった