散歩中子どもが投げた石が車に当たってしまった!そんな時どうする?
こんにちは!きういぱん工房です。
保育士の方々きょうもお仕事お疲れ様です♪
今日の記事は実際にあったトラブルから!
もしも子どもが投げた石が車に当たったら?
傷をつけてしまったら?
修理代はどうするの?
しかもそれが保育園での散歩中だったら?
お金は保護者持ち?保育園が払ってくれる?
石を投げてふざける子ども達
散歩中はとてもテンションがあがるものですね。子どもたちは道端に生えてる草を引っこ抜いて振り回して遊んだり、大きな声を出して走ったり元気いっぱいです。
時には石を持って何かを的(まと)に見立てて投げたり…Σ(゚д゚lll)
ある時、道を通る車に向かって石を投げてふざける2人の男の子がいました。
車の価値などわからない子ども達。面白半分で石を投げて当たるか否か楽しんでいたそうです。保育士の注意も聞かず、目を盗んでは投げて遊ぶ男の子2人組。
そしてついに子ども達が投げた石が車にクリーンヒット!!!(その場にいた保育士は背筋の凍る思いだったそうです…)
運転手が気づいて降りてきた!
車に何かがぶつかった事に気がついた運転手さん。ガチャっとドアが開き、怪訝そうな顔つきで降りてきました。
「すいませんっっっ!」
直ぐさま引率の保育士が2人で平謝り。
幸いな事に運転手の男性は、事情を説明するとその場で怒鳴ったりする事はなく、子どもが石を投げてしまったことを理解してくださいました。
しかしやはり、大切な車なのでぶつかって傷ついた部分は直して欲しいと言われて運転手の連絡先を教えて頂き対応する事になりました。
園に帰り今後の対応を検討
引率していた保育士が園長に報告をし対応を考える会議となりました。
主な内容は、車の修理代はどこが持つか。
運転手さんには保険会社と連絡をとってもらい、おおよその修理代が5万8千円であることが分かりました。
修理代の負担は…
保育士や運転手の方とも話し合いを重ねた結果
石を投げた2人の子どもの保護者で半分ずつ
支払って頂くことになりました。
もちろんながら保護者の方には痛い出費。
経過を丁寧に丁寧に話して理解していただいてお願いしました。
保育士の責任・親の責任
この出来事で考えさせられたのは
保育士の責任と親の責任です。
今回近くでみていた保育士は防げませんでした。もちろん良くありませんが、そんな時子どもが起こしたトラブルは全て保育士の責任なのかな?
「先生がしっかり見ていないのが悪い!!」といわれそうなセリフ。
しかし、保護者(親)にとってはその場は一緒にいなくてもトラブルを起こしたのは自分の子ども。自分の子どもがやった事は親として責任を持つべきです。
この話を聞いた時にあなたが親だったらどう思われるでしょうか?
- とんでもない事をしてしまった
- 後でしっかり言い聞かせなきゃ
- 先生と運転手さんに謝らなきゃ
- これくらいで済んで良かった
- 友達でなく車でまだ良かった
- そんなことばっかりして大丈夫かな?
- 申し訳ないな
- お金がかかるなんて最悪
- 先生がしっかり見ていてくれないせいだ
- 散歩で石がある所を歩く先生が悪い
人間は一通りではありません
ひとつの出来事でも、何通りもの受け取り方があるのです!
これが保護者対応の難しい所ですね。
我が子を思うあまり、自分の身を守る為
保育士に攻撃的になる方はたくさんいます。
何事にも、問題が起きたら素早く丁寧に対応することが1番の解決策となると思います。
小さな問題を大きな問題としてとらえ
小さなうちに解決していきましょう!