子どもに教えてあげようクリスマスってなんの日?
子どもが最もたのしみにしているイベントクリスマス♡
クリスマス=サンタさんからプレゼントがもらえる日と思っている子も多いですが、時々純粋に『クリスマスってなんの日ー?』と質問してくれる子どもがいます。
そんな子どもたちにも夢のあるお話や演出をしてあげたいですよね!
保育士から子どもへの言葉かけ文例《クリスマス》
朝の会や帰りの会で子どもにお話する機会も多いと思います。そんな保育士さんのお話内容です。
【ねらい】楽しそうなクリスマスに夢を持ちサンタさんが来てくれることを心待ちにする。
☆ みんなクリスマスって知っているかな?そう!サンタさんのクリスマスだよ。クリスマスが近づくと色んなところでツリーを見たり音楽を聞いたりするよね。 (クリスマスへの期待を膨らませる)
クリスマスはキリストっていう人が生まれたことをお祝いする日なんですよ。いつもお利口にしている子どもには、サンタさんからのプレゼントがもらえるんだよ。お友達のトナカイさんがソリを引っ張ってプレゼントを配ってくれるんだよ。みんなのところにも来てくれるかなあ?楽しみだね。
話すときのポイント☻
・子どもに話す際は問いかけて期待を膨らませ、一方的な話しにならないようにする。
・サンタクロースにまつわる話を詳しくしてみる(遠い北の国に住んでいる・男の人・真っ白いヒゲが生えている・サンタクロースの村に住んでいる・赤い洋服と帽子を被っている・良い子の事が大好きなどなど)
・クリスマスを待ちわびている子どもが楽しい気持ちになれることを第一に考える。
・いい子にしないとプレゼントをもらえない というのは絶対にダメ。→いい子にしていたら〇〇くんが欲しいものサンタさんに伝わるのにな、など自分で考える機会を作るような声かけにする。
知っておくと安心!クリスマス豆知識
イエス・キリスト
イエスキリストは神様の子どもとして生まれ、大人になってから困っている人や病気の人たちを助けた。そのためみんなから尊敬されている。もとのクリスマスはイエスキリストを祭っている教会で讃美歌という歌を歌ったりお祈りをしたりして感謝をする。
クリスマスツリー
ツリーにはモミの木を使っている。モミの木である理由は、冬になっても葉っぱが枯れる事がない為。いつも緑色の葉っぱが生えている木なので【いつまでも元気でいられますように】とお願いしながら飾る。天使が飾りにするという話もある。
豆知識を知ってることで、子どもにも話がしやすいですよね。
これでピンチを切り抜けろ!w サンタさんにまつわる『なんで?』
クリスマスはせめて小学生くらいまではサンタさんの存在に夢をもっていて欲しいですよね。興味があるが故かなんで?なんで?がとまらない子どもたち。いくらしつこくても『だってサンタさんはお…』なんて言ってはいけないですよ‼︎ あくまでファンタジーに。
①『僕サンタさん見た事ないけど、本当にいるの?』
「もちろんいるよ!みんながぐっすり眠っている間にプレゼントを置いて言ってくれるんだよ。世界中にプレゼントを配らないといけないから忙しいんだね。」
②『サンタさんはなんで僕の欲しいものがわかるの?』
「パパとサンタさんがお友達だから〇〇くんの欲しいものをお願いしているんだよ」
③『これ僕の欲しいのじゃない。お願いしたのに。』ピンチ!笑
「サンタさんは〇〇くんの欲しいもの間違えちゃったのかな?あわてんぼうだねえ。」「きっと〇〇くんにはこれがぴったりだと思ったんじゃないかな?」
④『ねぇ、サンタさんってパパでしょ!』ピンチ!笑
「え、!?(驚き)そんなパパ世界中にプレゼントなんて配れないよ。パパはただの会社員。笑」「パパはサンタさんに頼まれて〇〇くんのお部屋に入っただけだよ。煙突がなくて外で困っていたんだ。」
⑤『僕のお家煙突がないからサンタさん来れないかなあ…」可愛いい
「窓から入れるように、鍵を開けておいてあげる?」「サンタさんだけが使える鍵を一緒に作ろうか!」→サンタさん用の鍵を作り玄関に置いて置くのおすすめです☆
どの質問にも一緒に考えてあげるだけで子どもは安心して満たされます。
でもどんなお話しをするよりも、絵本の想像力やわくわくは素晴らしいものです。オススメの絵本をいくつかあげてみました(*^^*)
楽しい気持ちでクリスマスを迎えられるように親さん保育士さんも一緒に楽しんでくださいね。
きっとそんな子どもたちは大人になった時もサンタクロースの夢を受け継いでくれると思います。