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保育士直伝♡あかちゃんのおむつ交換のコツ! 基本のおさらい

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おむつ換えのコツって?

まずは、基本の手順をおさらいしましょう。これが正しいということではなく、やりやすい方法の一例として、参考にしてみてくださいね。

1.手をきれいに洗う
2.赤ちゃんを仰向けに寝かせる
3.赤ちゃんの腰のあたりに手を入れて浮かし、新しいおむつを広げて赤ちゃんのおしりの下に敷く
4.赤ちゃんの腰を下ろし、赤ちゃんが履いているおむつのテープを外す
5.赤ちゃんの両足を片方の手で軽くまとめるように持つ
6.赤ちゃんが履いているおむつの汚れていない部分で、おおまかな汚れを拭く
7.ふき取り切れなかった汚れをおしり拭きでていねいに拭きとる
8.汚れているおむつにおしりふきを入れ、赤ちゃんのおしりのあたりまでおむつを前から後ろへ丸めていく
9.赤ちゃんの足を持っていた手を外し、腰の下に入れ、古いおむつを引き抜く
10.赤ちゃんの腰を下ろし、新しいおむつをつけ、左右のテープを止める
11.漏れ防止のため、赤ちゃんの足の付け根部分のギャザーをしっかりと外側に出す
12.赤ちゃんの洋服を整える
13.汚れたおむつは最後まで丸めたあと、左右のテープでまとめ、ごみ袋に入れて捨てる
14.おむつ交換後、もう一度手を洗う

 

おむつ換えで気をつけることは?

※赤ちゃんの足を持ち上げないように!

赤ちゃんの足首を持っておしりを上げてしまうと、股関節脱臼する恐れがあります。赤ちゃんのおしりを拭くときは、足を軽くまとめる程度に持つこと、おしりをあげるときには、腰の下に手を入れて少し持ち上げるようにしましょう。

 

※おしりの拭き方にも注意!

女の子の場合、おしりを拭く方向は「前から後ろ」です。大陰唇と小陰唇の間も、ていねいに拭いてください。生まれて間もない時期は胎脂が付いていることがありますが、それはムリに拭き取らなくてもよいです。男の子の場合は、おちんちんのうしろや睾丸の裏、しわの間をていねいに拭くようにしましょう。

 

※テープはきつすぎないように

おむつのテープを止めるときは、おむつと赤ちゃんのおなかの間に大人の指2本分程度入るくらいのの隙間が空くようにして止めましょう。

 

※おむつ漏れを防ぐには

新しいおむつを履かせたときに脚の付け根近くのギャザーが内側に丸まっていることがよくありますので、指で整えて股漏れを防いであげましょう。両サイドのテープは左右対称に付けます。生後1カ月くらいのときに多い背中漏れをしないよう、おむつはおなかより背中を長めにあて、テープは斜め下に向かってつけるといいです。男の子なら陰茎を下に向けておむつを履くことも、漏れを防ぐポイントになります。

 

まとめ

以上がおむつ換えの手順とコツになります!

赤ちゃんがご機嫌斜めだったりするとうまくいかないこともあるかもしれませんが、成長するにつれ回数が減り、いずれおむつも外れていきます。あまり気負いせずに、楽しむ気持ちでお世話してあげてくださいね。