魔法の言葉 ごめんなさい
あなたは自分が悪かった時
相手と喧嘩したとき
素直に「ごめんなさい」を言えますか?
ごめんなさいって、ありがとうやこんにちはの挨拶と違ってとても勇気のいる言葉なんですよね。
大人になるとなかなか素直になれないなぁと思うこの頃です。
実はこの言葉、子どもにとってもそうです。
喧嘩をしたときや友達を叩いてしまったときや壊してしまったとき 泣かせてしまったとき、お母さんに『ほら、ごめんなさいは?!』と言われてもなかなか言葉にできないことがあります。
うちの子ども素直に謝れないんです、と保護者の方からもよく相談されます。
なんでうちの子はすぐ謝らないんだろう!恥ずかしい!なんて思っていませんか?
でも、それでいいんです。子どもにだって言い分やプライドがあるのからなのです。
それだけ、小さな子どもでもごめんなさいと言う言葉の重みを感じているからなんです。
友達を叩いてしまったり泣かせてしまったとき、『こら!〇〇くんに謝りなさい!』とすぐに怒っていませんか?
実はそれ 先に友達に手を出されて 我慢して我慢して、、、我慢しきれずに叩いてしまったのかもしれません。
子どもなりに何か守りたいものがあったのかもしれません。
なにか物を壊してしまったとき、『もうなにやってるの!』とついつい言ってしまっていませんか?
実はそれ 誰かの為に大事なものを取ろうとした拍子に壊してしまったのかもしれません。
子どもの行動には必ず理由があります。
頭ごなしに怒らず、その行動の背景をみてあげてみてください。
そんな事言われてもダメなもんはダメだ!早く謝りなさい!
と思う方もいると思います。
子どももダメな事は分かっています、だけど《謝りなさい》ではごめんなさいは言えないのです。
言われて言ったごめんなさいは、なぜ謝らないといけないの?と納得出来ない気持ちが残りモヤモヤし謝ったのに僕は悪くなかった!と、どんどん方向転換してしまいます。
謝ってほしいなと思った時あなたがこうしたかったのはわかるよ、でも他の子もこうだったんだよ、と伝えて教えてあげましょう。
子ども自身が気付いて反省出来た時本当のごめんなさいが言えます。きっと心はすっきりして相手も許してくれるはずです。
しっかり勇気を出して言えたら褒めてあげてくださいね。
ごめんなさいは仲直りの魔法の言葉です。
すっと ごめんなさいの言葉が出る子どもの見本。
それは一番近くにいるお母さんやお父さんのあなたです。
大切な人 大事な物をなくさない為 ごめんなさい を大切にしたいですね。
大切なひと いつもありがとう。